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第33回日本口腔インプラント学会 中部支部総会に参加

2012.10.27~28 第33回日本口腔インプラント学会 中部支部総会に参加してきました。今年の支部総会は地元浜松での開催でしたので、2日間とも参加することができました。

初日は、当院も採用している歯科用CTの生みの親である新井嘉則先生による専門医教育講座。演題は「小照射野・高解像力CBCTおよび in vivo micro CTによる骨再生とインプラント周囲炎」という内容です。
今までCTで見ることの少なかった部分の診断を中心にしたお話でした。新井先生のお話は何度か聞いたことがありましたが、今回もとても参考になりましたね。

翌日は特別講演と一般口演が行われました。
この日聞けたのは特別講演だけでしたが、月星光博先生による「天然歯対インプラント」という演題で、こちらも非常に示唆に富んだ内容となりました。

上顎前歯部における治療の選択肢ということで、インプラントと天然歯それぞれの有効性について、とてもわかりやすく解説されていました。また残念ながら抜歯となった場合においても、抜歯後の骨治癒形態の予測について、自身の経験をもとに細かに解説されていました。

地元にいながら著名な先生方の講演を聞くことが出来て、とても恵まれた機会でしたね。
今回の講演をまた臨床に活かせたらと思います。

目の限界を超える2

前回に続いて拡大鏡のお話です。
今回はその明るさ、について。

拡大鏡では拡大率(倍率)が上がるほど、レンズを通して得られる明るさは低く(暗く)なります。拡大率を上げて細部まで見るためには、同時に明るさも上げなくてはいけません。

ちなみに今回導入したのは8倍の拡大鏡。
前回も書きましたが、人間の目の限界は100~200ミクロン(0,1~0,2mm)程度の認識ですが、8倍の拡大鏡では20ミクロン(0,02mm)まで識別可能となります。

右のようなお札に書かれた小さな文字まで見ることが出来ます。実際にお札を見てみるとその細かさが分かると思います。

話を戻しますが、歯科治療において明るさが確保された状態であれば拡大率が2倍になると、そこから得られる情報量は4倍(縦2倍 × 横2倍)になります。ですから、8倍の拡大鏡で得られる情報量は、縦8倍 × 横8倍で64倍となります。

そんなに情報量が増えるのか疑問に思うかもしれませんが、実際かなり細部まで見ることができます。歯の根の治療においては、ある程度直線的な根管であれば根の先端部まで見ることも可能です。
右の写真は金属の詰め物を外し、8倍拡大下で直接セラミックを詰めた状態です。かなり自然な仕上がりではないでしょうか。

拡大率も大事ですが、その視野を確保する明るさも非常に重要。
ということで、拡大鏡にはライトが必須、というお話でした。

目の限界を超える

歯科治療においては、視力の良さというのは必ずしも必要ではありません。いわゆる視力検査での目の良さ、というのは どれくらい遠くを見れるかを測定するものです。歯科治療は近くを見る必要があるので そもそも必要な目の良さ、というものが異なります。

歯科治療に必要な目の良さ、というのはどれだけ拡大して口の中を見れるかということ。拡大鏡はそうした目による拡大の限界を超えていくもの、と言えます。
ではなぜ拡大する必要があるのでしょうか?

例えば歯科治療では虫歯部分には詰め物や被せものをしていきますが、そこにスキマがあると再度感染が起こり虫歯などが再発してしまいます。 このスキマ 虫歯の再発を防ぐには30~40ミクロン(0,03~0,04mm)以下に抑えることが望ましい、とされています。
人が認識出来る限界は100~200ミクロン(0,1~0,2mm)程度ですから、もはや肉眼では不可能なレベル、となるわけです。

だから拡大した状態での治療が必要。
「スキマにこだわる」ということは
あなたの歯が「長持ちするかどうか」に関わるのです。

実際、拡大鏡を使うほうが手間になったり、同じ処置でも時間がかかることも多いです。しかしせっかく処置するなら、そこまでこだわりたいとも思っています。
あなたの歯を守るために。


詳しくはこちらから
http://ishizawablog.blogspot.com/2012/01/prezi2.html

日本の未来は歯科医療にかかっている

以下のような文章をネットで見つけました。
とても興味深かったので、参考までに載せさせていただきます。

こうした期待に応えられるよう、頑張れたらと思いますね。

    ~日本の未来は歯科医療にかかっている~

国民の医療費が右肩上がりで増え続けるなか、厚生労働省より、2010年度の国民医療費が37兆4,202億円に達したと発表がありました。今後も国民の医療費は増え続ける見通しで2013年度には国民医療費が50兆円を超えるとみられています。

日本人1人あたりの生涯医療費は2,700万円といわれ、そのうち70歳以降にかかる医療費が圧倒的に多く、一生にかかる医療費の半分(1,350万円)は70歳以降の医療費が占めているという統計があります。
出典:厚生労働省大臣官房統計情報部「国民医療費」(2005年度)

ここで、重要なのが8020を達成している方の70歳以降の入院医療費は、8020未達成の方と比べ、1/5で収まっているという事実です。

平均寿命を伸ばすことだけではなく、健康寿命を伸ばすこと。このテーマは、日本の歯科医療にかかっていると思います。

日々、歯科医療に奮闘し、患者さんのデンタルIQを高め、社会に貢献されているすべての歯科医療従事者の方々に感謝します。

Writing & Photo by Mondo Tanabe 2012/10/2

閑話休題 ~自転車レーンの未来のかたち~

先日、国がようやく自転車レーンの検討に入りました。
八月末の毎日新聞です。
http://mainichi.jp/select/news/20120831k0000e040215000c.html

しかし同月の共同通信によると、日本全国229市区町村に対する国土交通省のアンケートでは、約7割の自治体が自転車レーンについて、「検討を考えていない」とのアンケート結果が出ています。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120830-1008859.html

検討を考えていない理由としては
1 道路空間や地形、財政などの制約がある
2 必要性を感じない、もしくは今後必要に応じて検討する
3 公共交通中心の街づくり、幹線道路や歩道整備を中心に考える
といったものが主なところです。

もちろん自転車レーンよりも優先する事業があることは分かります。
車や歩行者の安全や効率に費用をかけることも大切でしょう。
しかしこうした理由の原因としては、担当者の理解の少なさや、誤解があるようにも感じます。

実際、自転車レーンがあったほうが車から認識しやすいため事故に遭う確率は低いのです。結果、自転車と歩行者との事故だけでなく、自転車と車との事故も減らせます。実は自転車が歩道走行している日本では、車道走行している海外と比較しても事故が多いという統計が出ています。

また何度も書いていますが、自転車のカロリー消費効率は非常に高く、かつ身体への負担は大きくありません。それによる健康の増進、病気の減少により、医療費削減に直結します。
自転車に乗ることで健康な人、元気に買い物にでかける人が増え、地域の活性化や商業の振興にもプラスに作用します。寝たきりを減らし、福祉関係の予算負担が減る可能性もあるでしょう。

ドイツのこんな事例もあります。八月末の東京新聞です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2012082702000136.html

そうした中、オーストラリアでは新しい自転車レーンについての検討が始まっています。なんと自転車用の専用高架レーン「Veloway」です。
市内の電車高架の線路脇に、高架を拡張する形で自転車レーンを設置しようという大胆なアイデアです。過密な都市空間の思わぬ場所に、大きな価値を生む可能性に富んだ未利用空間を見出したプランと言えるでしょう。

日本では自転車レーンの検討すらおぼつかないというのに、オーストラリアではその先の先をいっています。ロンドンやパリ、ニューヨークをはじめ、世界中の多くの都市が自転車政策に真剣に取り組み始めています。国も道路構造令の改正を検討するなど、少しずつ変わり始めています。3割の自治体のように積極的にとは言いませんが、これからの時代、検討すらしない手はないように思うのですが。

それにしてもこの「Veloway」実現したら本当に羨ましいですね。

Velo way
http://www.youtube.com/watch?v=nk8rJ2XBAwQ&feature=player_embedded

参考:自転車ブログ「サイクルロード」

東京デンタルショー2012

今回の連休に、お台場にある東京ビッグサイトにて開催された東京デンタルショーに参加してきました。デンタルショーとは、車や自転車を展示・販売したりするモーターショーやサイクルショーの歯科業界版といったところでしょうか。数多くのメーカーが、自社の押している製品を展示したり、実際に触れたりすることの出来る貴重な機会です。

今回はあまり時間もなかったのですが、実際に見たいものがいくつかあったので東京まで行ってきました。
その中の一つが、診療時に使用する拡大鏡です。

歯科治療においては、暗くて狭い口の中を診る、というその特殊な環境下で作業をしなくてはなりません。肉眼で見るよりはもちろんですが、拡大視野にて処置をすることで、その精度は何倍にもなります。

もともと視力は良いほうで、特に目が悪いわけではありません。(今でも裸眼で1,5はあります)ただこの拡大鏡は、そういった視力とはまったくの別物なのです。

もちろん診断にも非常に有効で、肉眼では見えないものが見えてくる、見える物が変わるとも言えます。肉眼の限界を超えていく、それが拡大鏡です。

今までも使用していましたが、拡大率2,5倍と標準的なもので、もう少し高倍率のものに切り替えたいなと感じていました。今回は8倍のものを検討しています。もっと拡大率の大きいマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)もありますが、スペースの問題と何より値段がかなりしますので・・・。

いずれにしても拡大視野での処置は、同じ処置でも精度が変わります。より丁寧な診療が出来るよう、ハード面もまたそろえていきたいと思います。




拡大鏡による歯科治療についての動画です。
参考までにぜひ。

「歯医者選びに失敗しないための2つのポイント」
http://ishizawablog.blogspot.com/2012/01/prezi2.html

閑話休題 ~自転車の運動効率~

先日も書きましたが、夏休みで少し体重が増えてしまいました。
ただ、なかなか休みに走れなかったので、普段は休日に乗る自転車を平日診療前の早朝か診療後の夜に乗るようにしてみました。

ここ二週間で6日間、一回一時間程度走っていました。
一時間と少しで走行距離約30km、消費カロリーは約1000kCalとなります。

ちなみに人間の体重1kgをカロリー換算すると7000kcalになります。
つまり基礎代謝+運動などで7000kcalを消費すると脂肪が1kg減るというわけです。日常生活では消費カロリーから摂取カロリーを引いた値が実際に体から減ったカロリーとなるので、1ヶ月に1kg減量しようと思うなら

(消費カロリー)-(摂取カロリー)=7000kcal

を達成すればよいことになります。
これは一日当たりに換算すると約230kcal、消費カロリーが摂取カロリーを上回ればよいことになります。

さて二週間走ってみたその結果ですが、体重は二週間で約2kgの減少となりました。仮に一ヶ月続けると4kg減少となる計算です。
そう単純にはいかないでしょうが、なかなか効率が良いと思いませんか?

以前にも書きましたが、自転車の運動効率は非常に高いものです。
例えばフルマラソン(42,195km)を走ると消費Calは約2400kcalですが、自転車で3時間程度走ると消費Calは約2700kcal。

同程度のカロリー消費ですが、運動強度は非常に差があります。
ランニングでは片足接地時に体重の2~3倍負荷がかかる、という研究もあります。自転車ではそうした負荷は殆どなく、身体への負担が非常に少ないのが特徴です。

フルマラソンをいきなり走るのは難しいですが、自転車で3時間はそれほど難しくありません。
これでまた一つ、自転車に乗る理由が増えましたかね。

予防できるものは予防する

先日、市内健診センターにて人間ドックを受診してきました。
人間ドッグは大学卒業後勤務した医院で受診して以来、ほぼ毎年診てもらっています。大学時代の同級生が何人か若くして病気で亡くなっているのですが、そうしたことも受診動機となっているのかもしれません。

当たり前ですが人は必ず死にます。
若くして死ぬことはまれでも病気になることはあるでしょう。自分は大丈夫と思っている人も多いと思いますが、その根拠はあるでしょうか?

もし病気で入院するとなれば経済的な負担は当然ですが、家族など自分を介護する周りの人にも負担がかかります。自分は病気にならない、なっても大したことはない、と思っている人は、まずは病気になった時の周りの人のことを考えてみるのも良いかもしれません。

また軽い病気ならよいですが、重い病気だと分かったとき、あの時健康診断を受けておけば良かった、という後悔だけはしたくありませんよね。
そうした意味でも、自分の周りの人にも健康診断や人間ドックは勧めるようにしています。当院スタッフも人間ドックは少なくとも二年に一回は受診していますし、今年はみんなで受診するそうです。

どんな病気でも予防出来ればベスト、出来なくても早期発見早期治療が出来ればベターです。予防のための健診という考え方は医科でも歯科でも同様だと思います。

ちなみに今回の結果はまったく問題なし、とのことでした。
ここのところバタバタしていて思ったほど自転車に乗れていないので、体重の増加が若干みられたぐらいでしたね。
秋の気配が少し感じられるようになってきましたので、また張り切って自転車に乗り、効率よくカロリー消費をしていきたいと思います。

サマーソニック2012

先日、千葉県幕張メッセにて開催された野外音楽ライブ「サマーソニック2012」に行ってきました。

普段なら決して行くことのない種類のイベントですが、最近気になっていたアーティストが出演するのと、音楽好きの友人に誘われたタイミングが良かったので、思い切って行ってみました。

このサマーソニックは2000年から開催されていて、今年で13回目。
複数のステージで、いくつものアーティストが同時に演奏をする、というスタイルで、お客さんは好きなアーティストを自分で選んで聴くことができます。

野外フェスと呼ばれるこうしたイベントは海外ではかなりの数が昔からあるそうですが、日本でも今ではいくつかの大きな野外フェスがあるのだそうです。サマソニはその中の一つですが、屋内での演奏も多いので他の同様の屋外だけのものに比べると、敷居のそんなに高くないフェスと言えるようです。

以前から興味のあった、しかしなかなかチケットの取れなかったPerfumeを始め、JAMIROQUAI、RIHANNA、果てはモモイロクローバーZなど、いろいろなジャンルのアーティストが参加していました。
こうしたイベントというのは初めてでしたが、とても面白かったです。

CDで聞くのもいいですが、音が身体に直接響いてくるライブというのも興奮しますね。


ちなみに個人的に気になっていたのは 「White Ash」 というバンドです。(前座でしたが)
なんというか、ボーカルの人と曲とのギャップがすごいです。
興味のある方はぜひ見て下さい。

White Ash / Jail
http://www.youtube.com/watch?v=8JPABRJ6bE4
White Ash / Kiddie
http://www.youtube.com/watch?v=1tF9zgN3PFo

閑話休題 ~ 何を漕ぐか ~

オリンピックで寝不足の毎日が続いていますが、この時期新潟の方では高校総体も開催されています。

高校時代、私はボート部に所属していました。
先輩方もとても強く、連続インターハイ出場記録もある伝統校でした。部員数の減少もあり一時期低迷していましたが、ここ数年、往年の勢いを取り戻しているようです。

最近では部員数も増加し、全国大会の上位に食い込んでいます。
今年は男女ともインターハイに出場、男子は8位、女子は準決勝敗退という結果でした。近年の強豪校増加の中ではかなりの健闘だったようです。

ところでボートは「漕ぐ」という動作ですが、自転車も同じく「漕ぐ」という動作です。かたやオール、かたやペダルですが、高校時代と現在、20数年の隔たりがあるものの、くしくも同じ動作をするスポーツにはまっているのは偶然でしょうか?

オリンピックもいいですが、たまには高校生のスポーツに目を向けるのも良いものです。ペダルは毎日漕いでますが、久しぶりにオールを漕ぎたくなってきましたね。

8/11~15までお休みをいただいております。
(15日は急性症状のある方のみ対応しています)
皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

〒430-0927 
静岡県浜松市中区旭町11-1 プレスタワー8F

Tel 053-454-8812
                                         
診療時間 日祝
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