2012/10/18
目の限界を超える
歯科治療においては、視力の良さというのは必ずしも必要ではありません。いわゆる視力検査での目の良さ、というのは どれくらい遠くを見れるかを測定するものです。歯科治療は近くを見る必要があるので そもそも必要な目の良さ、というものが異なります。
歯科治療に必要な目の良さ、というのはどれだけ拡大して口の中を見れるかということ。拡大鏡はそうした目による拡大の限界を超えていくもの、と言えます。
ではなぜ拡大する必要があるのでしょうか?
例えば歯科治療では虫歯部分には詰め物や被せものをしていきますが、そこにスキマがあると再度感染が起こり虫歯などが再発してしまいます。 このスキマ 虫歯の再発を防ぐには30~40ミクロン(0,03~0,04mm)以下に抑えることが望ましい、とされています。
人が認識出来る限界は100~200ミクロン(0,1~0,2mm)程度ですから、もはや肉眼では不可能なレベル、となるわけです。
だから拡大した状態での治療が必要。
「スキマにこだわる」ということは
あなたの歯が「長持ちするかどうか」に関わるのです。
実際、拡大鏡を使うほうが手間になったり、同じ処置でも時間がかかることも多いです。しかしせっかく処置するなら、そこまでこだわりたいとも思っています。
あなたの歯を守るために。
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