2012/11/29
第二回CAD/CAMミーティング・松風90周年記念公演に参加
2012.11.24 パシフィコ横浜にて開催された第二回CAD/CAMミーティングに参加してきました。
CAD/CAMとはComputer Aided Design / Computer Aided Manufacturingの略で、コンピュータ支援による設計、製造を意味します。
歯科においては、コンピュータ上で設計したセラミックを始めとした様々な補綴物を高い精度で、場合によっては即日で製作することが可能となってきています。
今回の内容としては、海外でのデジタル化による歯科治療のトピックを中心に非常に興味深いものが多かったですね。
例えば歯科治療の型取りなども、一般的には型取り用のトレーを使用して、あのドロッとした材料を口の中に入れて型を取ります。しかし専用の機械を使えば、口腔内を撮影するだけで完了、というものもあります。
いずれにしても歯科の世界もそうしたデジタル化が広がってきているのは間違いないでしょう。
翌日には品川で行われた歯科メーカーの記念公演に参加してきました。
今回は補綴・咬合の大家である、藤本順平先生と矯正医の加治先生のご講演。インプラントと矯正治療、そしてそれらを組み合わせて、
どのような咬合に仕上げていくのかどういった点に留意するかという内容でした。
当院でもインプラント治療と矯正治療の総合的な治療というのが増えています。それに対応するためにも、今回の内容は非常に参考になりましたね。
ちなみに藤本先生は、アメリカフロリダ大学の講師もされていた先生で、私が大学を卒業して初めて受講した年間の研修で指導いただいた先生でもあります。
右は受講時の写真です。
もう10年も前になりますが、私もだいぶ若いですね。
久しぶりにお会い出来ましたが、変わらず元気で、かつ仕事に対する情熱は以前よりもさらに熱くなっていました。自分もまだまだだなあと思わされましたね。



