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日本臨床歯周病学会に参加・発表

2013.02.17静岡にて、日本臨床歯周病学会に参加・発表してきました。先日も書きましたが、歯周病学会には「日本歯周病学会」と「日本臨床歯周病学会」の二つがあります。今回参加したのは、「日本臨床歯周病学会」のほうです。

浜松市における爆発物処理のため、浜松~豊橋間で新幹線が遅延したこともあり、開始時間が遅れる、という学会としては珍しいトラブルもありましたが、なんとかスタート。

発表順番は午前中二番手ということで緊張もしましたが、早めの発表は先に楽になれるので、そのほうが好きですね。多少の緊張もしましたが、分かりやすいプレゼンをモットーとしているので、それだけは出来たかなと思います。発表後に参加された先生方にも、とても分かりやすかったと言っていただけたのは嬉しかったですね。

また浜松で一緒に勉強している先生2名も一緒に発表しましたが、
そちらも非常に素晴らしい発表で、正直感動しました。発表後のコメントでも、非常にレベルが高いと絶賛されていたのを聞いて、
自分のことでもないのに、なんだか誇らしかったですね。

会場にはいつも一緒に勉強している浜松のスタディグループメンバーを中心に、多くの先生方に来ていただけました。演壇から見える会場に、顔見知りの先生が多く見れたのは何よりの励みになりましたね。
本当にありがとうございます!

閑話休題 ~ネーデルランドの自転車事情~

オランダは自転車王国として知られています。

正式国名はネーデルランド。低い土地、低い国という意味です。
その名の通り、国土の4分の1が海抜ゼロメートル、堤防で囲まれた低い平らな土地が広がります。オランダと言えば風車ですが、風車は元々、そうした低い土地や干拓地から水をくみ出すために設置されたものだそうです。

地形的に自転車が利用しやすいということもあり、そのインフラは充実しています。
ほぼ全ての幹線道路には自転車レーンが整備され、車道とは別に独立した自転車専用道が都市を結んでいます。自転車専用道は高規格で走りやすく、高速で移動出来ます。車のように渋滞もなく、大気汚染の心配がないばかりか、非常に安く移動できる手段でもあります。
オランダ人の自転車保有率が世界一というのもうなずけます。

また都市部への車の乗り入れは制限されていて、そうした点でも自転車が有利なことから、車のドライバーのほとんどが自転車にも乗ります。そのため交通弱者である自転車への理解も深く、優先する意識が当たり前のように浸透しています。

こうした環境は当然自転車に乗る人の割合を増やします。
鉄道やバス、車などを含めた移動交通手段の実に3割近くが、また近距離においてはそれ以上の利用率となります。多くの市民が自転車に乗るので、自転車利用者の声を政府や自治体も無視出来ません。
昨年報じられたニュースですが、それを端的に表しているものがあります。

自治体が自転車道のロードヒーティング導入を検討
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2908917/9728621?ctm_campaign=txt_topics

日本の自治体だと、車のために除雪をすることはあっても、自転車のために除雪することはないでしょう。まして自転車のためにロードヒーティングを導入し、自転車利用者のために積雪や凍結を防ぐという自治体など聞いたことがありません。

欧米では交通ルールも道路整備も車優先ではなく、歩行者や自転車が優先、人命優先です。このことは車づくりにも反映しています。
オランダの会社が最近開発しているエアバッグは、なんと車外に向かって開きます。車のドライバーを助けるのではなく、衝突した自転車や歩行者を助けるためのエアバッグです。ドライバーの命を疎かにするわけではありませんが、衝突した時、いかに歩行者やサイクリストの人命を助けるかという視点です。

オランダでは環境的なものもありますが、社会としての自転車目線が自然なことなのでしょう。国民の意識の中に、車優先でなく、歩行者や自転車を優先するのが当たり前という考え方が広く定着しているようです。日本でもこうした意識を見直していけるといいですね。

参考ブログ:サイクルロード
http://blog.cycleroad.com/archives/51933669.html

浜松臨床歯科研究会に参加・発表

2013.01.30今年初の発表を兼ねて、浜松臨床歯科研究会に参加してきました。自分の発表はもう少し先、と聞いていたのですが、予定していた先生が欠席となり、二週間前に急遽発表依頼の連絡を受けました。
準備は慌ただしかったですが、ちょうど二月に学会発表の機会もありましたので、その予演も兼ねさせていただきました。

発表を予定している学会は、日本臨床歯周病学会という一般臨床医が中心となっている歯周病についての学会です。(もうひとつ似た名前で日本歯周病学会というものもありますが、こちらは大学など研究機関の方が中心です。諸事情で両方所属していますが・・・)

今回初めて発表をする学会のため、勝手も分からなかった自分としては、いろいろアドバイスを受ける目的も兼ねさせてもらいました。
多くの経験豊富な先生方から、今までと違った視点での診査項目や、スライドの組み方、また発表内容についても、自分が考えていなかった意見も頂けたので非常に有意義でしたね。

しかし今回何と言っても大きかったのは、今まで一度も発表することが出来なかった、自転車についての話が出来たことです。
時間的な余裕を少し頂けたとは言え、自分が広く発信したい自転車について、多くの先生方に聞いていただけたのは、とても嬉しかったです。これをきっかけに、多くの方が自転車にのめり込んでくれたらいいなと思いますね。

ちなみに右の写真は演者席から見た写真です。
非常にきっちりした勉強会なので、みなさんスーツ。
ラフな自転車の格好で来ているのは自分だけです。
もっともこればかりは変えることが出来ませんが(笑)

CEセミナー20周年記念講演に参加

2013.01.13~14今年最初の研修として、名古屋能楽堂で行われたCEセミナー20周年記念公講演に参加してきました。

CEセミナーは、昨年のインプラント学会教育講演でもお話しされた、月星先生が主催するセミナーです。そのセミナーが今回20周年を迎えるということで、セミナーゆかりの先生方や大学教授を講師として、
2日間かけての講演会が行われました。

ちなみに会場は名古屋能楽堂というところ。
初めて訪れましたが、舞台にスクリーンとマイクを設置して、演者は袖から入場といったこりようでとても驚きでしたね。

初日は歯周病をテーマに4人の先生が講演されました。
どの先生も素晴らしい内容でしたが、特に25年以上の長期症例を多く見れたのが良かったです。

2日目は歯の神経保存についてのお話や、月星先生の得意な歯牙移植についての講演。非常にバラエティに富んだ、しかし臨床に直結した話が聞けました。その中でも自分としては、歯の外傷についての話がとても参考になりました。頭の中でいくつかのことが整理出来て良かったですね。

最近は講演会というと、どうしてもインプラントに絡んだ内容が多くなりがちですが、今回はインプラントの話はまったくなく、しかし逆にそれが非常に良かったです。
今年も少しずつ勉強を進めていきたいと思います。

新年のご挨拶

2013年新しい年が始まりました。
皆さんあけましておめでとうございます

昨年はたくさんの方々に大変お世話になりました。
本当にありがとうございます。
また本年も多くの方々にお世話になると思いますが、そうした方々の期待にも応えられるよう頑張っていきたいと思います。

今年の抱負としては主に二つ。
一つは昨年から力を入れ始めている拡大治療にさらに力を入れていきたいと考えています。具体的にいくつか考えていることもありますが、それらを少しずつ進めていきたいですね。

もう一つは医院環境の改善です。
患者さん、スタッフともに今以上に快適な診療が出来るよう、改善を進めていきたいと思います。

今年も少しずつですが、昨年よりも良質な歯科医療を提供出来るよう頑張りたいですね。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

白鳥インプラントセンターアドバンススタディに参加・発表

2012.12.23東京上野にて白鳥インプラントセンターアドバンススタディに参加・発表してきました。今回は歯科メーカーのモリタさんにもご協力いただいて、実際に歯科用顕微鏡や歯科用レーザーを用いながらの実習も行われました。

午前は歯科用レーザーの講師をしている先生に、講義と実習をしていただきました。歯科用レーザーは昔からありますが、ここ数年格段に性能が上がっており、その治療効果も多種多様になってきています。
今回の講義を聞いて、将来的に導入の検討が必要に感じましたね。

午後は会員の先生方が、今年取り組んできたことを中心に全員で発表をします。また学会等で発表予定の先生は、その予行演習を兼ねた発表も行います。
私も来年二月に予定している、臨床歯周病学会の予演会を兼ねて発表させていただきました。

この勉強会は各先生方が多方面で活躍されているので、たくさんの情報をもらうことが出来ます。今年の締めにふさわしい、内容の濃い勉強会になりました。

それにしてもクリスマス前だというのに、みんな熱心ですね。この姿勢、見習わなくてはいけないなと改めて思いました。とは言え、今年の発表もこれにて終了となります。とりあえず最後の肩の荷が降りてホッとしました。
また来年も他の先生方に負けないよう、頑張りたいですね。

自己血液由来のフィブリンゲルCGF/遠心分離器導入

以前から導入を検討していた完全自己血液による遠心分離器を導入しました。患者さんの血液を採取して、遠心分離にかけ、生成される成分を使用するためのものです。その遠心分離器によって生成されるフィブリンゲルはCGFと呼ばれています。

CGFとは「Concentrated Growth Factor」の略で、血小板・成長因子が豊富に含まれた完全自己血液由来のフィブリンゲルです。
血液中の血小板は、創傷の治癒を促進させる様々な因子を持っていますので、これを使用することにより、抜歯後やインプラント手術後の感染が少なく、治りも通常より早くなります。
また抗凝固剤・トロンビン・塩化カルシウムなどの添加物を一切用いないので、感染リスクが低減されます。

術前に採血が必要にはなりますが、採血後15分ほどでフィブリンゲルが生成されるので、とても簡便にかつ安全に準備も可能です。

いずれにしても自家骨や自己血液といった非自己でないものを、可能な限り使用していけたらと考えています。より負担やリスクの軽減を目指していけるよう取り組んでいきたいですね。

閑話休題 ~冬でも手軽に消費する~

日経BP社発行の雑誌 日経トレンディによれば、2012年ヒット商品第一位は「東京スカイツリー」だそうです。ちなみに二位は「LINE」以下「国内線LCC」、「マルちゃん正麺」と続きます。
ところで自分のなかで今年最もヒットしたものは何かと聞かれれば、「ローラー台!」と即答するでしょう。

ローラー台とは、屋内でも自転車に乗れる器具のことです。
天候・気温に左右されることなくいつでも乗れるので、冬期などのトレーニングにも最適です。ローラー台には写真のように「固定式」と「3本ローラー」と呼ばれる2種類があります。

私が購入したのは3本ローラーと呼ばれる、車輪が固定されないタイプのもの。タイヤが固定されていないので、バランスを取ることが難しいのですが、実際に走っている感覚に近いので、慣れてしまえば非常にトレーニングにもなります。また走行フォームの修正や、バランスをとるための体幹を鍛えるのにも有効です。

実際の走行に近いので消費カロリーもそれに近く、当たり前ですが信号等で停止することもありません。走行時間、距離ともに伸ばしやすく、結果消費カロリーも高くなりやすいのも特徴でしょうか。

忘年会など、この時期はなにかとカロリーオーバーになりがちですので、今年の冬はローラー台を使って、逆に身体を絞っていきたいと思います。

興味のある方は動画でもご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=jjFc4QV2x68

第二回CAD/CAMミーティング・松風90周年記念公演に参加

2012.11.24 パシフィコ横浜にて開催された第二回CAD/CAMミーティングに参加してきました。

CAD/CAMとはComputer Aided Design / Computer Aided Manufacturingの略で、コンピュータ支援による設計、製造を意味します。
歯科においては、コンピュータ上で設計したセラミックを始めとした様々な補綴物を高い精度で、場合によっては即日で製作することが可能となってきています。

今回の内容としては、海外でのデジタル化による歯科治療のトピックを中心に非常に興味深いものが多かったですね。

例えば歯科治療の型取りなども、一般的には型取り用のトレーを使用して、あのドロッとした材料を口の中に入れて型を取ります。しかし専用の機械を使えば、口腔内を撮影するだけで完了、というものもあります。
いずれにしても歯科の世界もそうしたデジタル化が広がってきているのは間違いないでしょう。

翌日には品川で行われた歯科メーカーの記念公演に参加してきました。
今回は補綴・咬合の大家である、藤本順平先生と矯正医の加治先生のご講演。インプラントと矯正治療、そしてそれらを組み合わせて、
どのような咬合に仕上げていくのかどういった点に留意するかという内容でした。

当院でもインプラント治療と矯正治療の総合的な治療というのが増えています。それに対応するためにも、今回の内容は非常に参考になりましたね。

ちなみに藤本先生は、アメリカフロリダ大学の講師もされていた先生で、私が大学を卒業して初めて受講した年間の研修で指導いただいた先生でもあります。
右は受講時の写真です。
もう10年も前になりますが、私もだいぶ若いですね。

久しぶりにお会い出来ましたが、変わらず元気で、かつ仕事に対する情熱は以前よりもさらに熱くなっていました。自分もまだまだだなあと思わされましたね。

『ホスピスとは耳を傾けることである(シシリー・ソンダース)』

とても参考になる文章がありましたので、紹介させていただきます。
こうした姿勢を大切にしたいと思いましたね。


医療機関におけるモンスター・ペイシェントの存在がクローズアップされるにつれて、サービスとホスピタリティの違いが言われるようになってきました。

シシリー・ソンダース(1918-2005)は、ホスピス運動(終末期のホスピス・ケアの普及を啓蒙する運動)の活動家として知られていますが、医療分野におけるホスピタリティ・マインドを大切にしていました。

“サービス”は、ラテン語のセルヴィタスを語源とし、「奴隷」や「仕える」という意味を表すことばです。これに対して、“ホスピタリティ”は、ラテン語のホスペスが語源であり「客人の保護者」と言った言葉から派生しています。それが英語のhospital(病院)、hotel(ホテル)、hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展したようです。これらの言葉には、「最大限の努力で訪れる人を扱わなければならない」という考え方が根底にあります。

そして、このサービスとホスピタリティの決定的な違いは、ホスピタリティという言葉が、患者という存在に振り回されるのではなく、一緒に働く他者の存在や患者の人間性を尊重しているという点です。

歯科医院に訪問した際に、ホスピタリティ・マインドに溢れる方々と接する度に感謝の気持ちが湧いてきます。いつもありがとうございます。

解説・川島愛美
2012/10/25

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