2012/11/06
第33回日本口腔インプラント学会 中部支部総会に参加
2012.10.27~28 第33回日本口腔インプラント学会 中部支部総会に参加してきました。今年の支部総会は地元浜松での開催でしたので、2日間とも参加することができました。
初日は、当院も採用している歯科用CTの生みの親である新井嘉則先生による専門医教育講座。演題は「小照射野・高解像力CBCTおよび in vivo micro CTによる骨再生とインプラント周囲炎」という内容です。
今までCTで見ることの少なかった部分の診断を中心にしたお話でした。新井先生のお話は何度か聞いたことがありましたが、今回もとても参考になりましたね。
翌日は特別講演と一般口演が行われました。
この日聞けたのは特別講演だけでしたが、月星光博先生による「天然歯対インプラント」という演題で、こちらも非常に示唆に富んだ内容となりました。
上顎前歯部における治療の選択肢ということで、インプラントと天然歯それぞれの有効性について、とてもわかりやすく解説されていました。また残念ながら抜歯となった場合においても、抜歯後の骨治癒形態の予測について、自身の経験をもとに細かに解説されていました。
地元にいながら著名な先生方の講演を聞くことが出来て、とても恵まれた機会でしたね。
今回の講演をまた臨床に活かせたらと思います。

