2018/12/22
技工物の進化
2018年もあと僅かですね。
長谷川歯科は12月28日までやっておりますので、
気になることがありましたら早めにご連絡ください。
以前技工士さんの講演会を聞いてきまして、
昔と現在の考え方の違いを話しされていました。
一昔前の技工物といえば、前歯の被せ物であっても
パッと見ると作り物とわかってしまうぐらいの
色、形をしていました。
それは歯科医師が技工士に歯の色を指定する方法が
大雑把で決めてしまったり、技工士自体も
口腔内全体のバランスを見ないで歯の形を
作ってしまうため起こってしまっていた事で
ありました。
現在では口腔内写真を撮影して色合わせすることが
常識となっています。
更には顔貌と口腔内をデータ上で再現するような
システム等が活用されて、技工技術が進化しています。
技術だけでなく歯科医師と技工士の連携が密に
なっている昨今、見るだけでは被せ物を被せ物と
認識できないレベルになっています。
昔入れた被せ物が気になっているような方が
いらっしゃいましたら気軽に話してください。
