2018/09/04
自転車の国 Netherland
こんにちは!院長の長谷川です。
前回の私のブログは学会報告でしたが、今回は自転車の国としてのオランダについて少し。
オランダは「Netherland」(英語読みネザーランド、オランダ語読みはネーデルランド)
と呼ばれており、これは「低い土地」ということを意味します。
もともと国土が低く、自らの干拓によって土地を広げてきた経緯があります。
「世界は神が創った。オランダはオランダ人が造った。」
という言葉があるぐらいですからね。
かの有名なオランダの水車は、その低い内陸から水を排水するための
昔からのシステムで、のどかなイメージとは裏腹に、実は切実な実情が垣間見えます。
国土が低いということは、水位の上昇に極めて影響を受けやすいということでもあり
地球温暖化にも国を挙げて取り組んできました。その一つが自転車です。
排気ガスを排出しない自転車をなるべく有効に使えるよう、オランダでは昔から
自転車レーンの整備などを積極的に行ってきました。
国土がほぼ平らであるということの優位性と相まって、今や国民の数よりも
自転車の数の方が多いと言われるほどです。
私も滞在したホテルから自転車で学会会場まで移動するという、長年の夢が
今回ようやく叶いました。学会・プライベート共に充実した海外研修となり、
本当に楽しい時間を過ごすことが出来ましたね。