2014/03/01
今年の目標である「治療効率化」を達成する手段の一つとして、歯科用マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入しました。
今までも8倍の拡大鏡は使用していました。
8倍の拡大鏡でも通常診療では十分治療精度は高いものなのですが、このマイクロスコープではさらに最大20倍強の拡大率となります。右下の写真はイメージですが、実際顕微鏡をのぞいてみるとこれ以上に大きく見えます。
以前にも書きましたが、歯科治療においてはいわゆる視力の良さというのはあまり関係がありません。視力が良いということは、遠くのものがよく見える能力のことです。
歯科治療においては口の中がよく見える、いわば近いものをよく見える能力が必要となるのです。つまりいかに拡大した状態で治療が出来るかが、ポイントとなります。
大きく見えることでより治療の正確性は増し、精度は高くなっていきます。精度が高いということは、それだけ再治療のリスクを下げることが出来るのです。
また昨年から当院に勤務している石井先生は、以前務めていたクリニックにて「歯科医師向けマイクロスコープセミナー」のインストラクターも勤めていました。
今後はこの歯科用マイクロスコープを使って、より精度の高い治療を目指していきたいと思います。
“ 目の限界を越える ” 動画
http://www.youtube.com/watch?v=eJtTQedVc_I&feature=player_embedded


